緑内障 術者

渡邉 三訓

前社会保険中京病院 眼科医長
医療法人いさな会 中京眼科 副院長
渡邉 三訓

加賀 達志

社会保険中京病院 眼科主任部長
加賀 達志

佐藤 裕之

前飯田市立病院 眼科 部長
日本眼科学会認定眼科専門医
中国非常勤医師免許
現佐藤裕也眼科医院 副院長
佐藤 裕之

眼の中では血液のかわりに、組織に栄養を供給している房水と呼ばれる水が流れています。

この流れによって眼球の形が保たれていますが、流れが悪くなると眼が硬くなって眼圧が上がり、眼の神経が圧迫され、その障害によって見える範囲が狭くなる緑内障のリスクが高くなります。

房水が流れ出る部分の形によって眼圧が上昇する原因が異なりますので、最新の前眼部三次元画像解析装置によりこの形状を確認し、治療方法を選択しています。

一旦見えなくなった部分は見えるようにはなりませんが、障害が進行しないように点眼や内服、点滴、レーザーなどでまず治療します。

しかし、これらの治療を行えない、ないしは行っても眼圧が下がらない時に手術を考えます。

隅角癒着解離術

閉塞隅角緑内障に対して行います。 閉塞した隅角の癒着をはがして房水の流れを改善し、眼圧下降させますが、白内障手術との同時手術がより効果的です。
癒着をはがすときは眼科用の非常に細い内視鏡を使用して、確実に見ながら手術をおこなっています。

線維柱帯切開術

開放隅角緑内障に対して、房水が流れる抵抗の高い線維柱帯という部分を、新しい手術器具であるTrabectomeを用いて切開しています。
このTrabectomeは手術時間が短く、傷口も小さく、手術後の合併症も少ない手術です。

線維柱帯切除術

開放隅角緑内障や続発緑内障に対して、新しく房水が流出する交通路をつくる手術です。 手術後は濾過胞と呼ばれる水ぶくれができ、長期の眼圧コントロールが維持されます。

当院では緑内障治療用インプラントを使用し、手術時の炎症や出血を減らすように努めております。

進行した緑内障では手術でうまく眼圧が下がったとしても視野障害が進行する場合もあり、早期発見、早期治療がとても大切です。

緑内障観血的手術治療
当院での主な治療法

閉塞隅角(白内障を含む)

超音波乳化吸引術

隅角癒着解離術

開放隅角

Trabectome

トラベクトーム手術 術前・術後

アルコン エクスプレス™ 緑内障フィルトレーションデバイス

手術機器

水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術:iStent(アイステント)

白内障手術と一緒に行います。白内障手術単独よりも眼圧を下げるために行う緑内障手術です。長さは1mmで医療用グレードのチタン合金のステントを眼の中の組織に埋め込むことで、房水と言われる眼圧を調整する液体の排出循環を改善し、眼圧を低下、安定することが期待され緑内障点眼の減少にも繋がります。

利点と安全性

  • 白内障手術と一緒に手術ができます
  • 手術時の眼の切り口が小さいので術後の回復が早いです
  • 眼圧を下げる効果が期待されます
  • 緑内障治療用の目薬の数を減らせる可能性があります

インプラントイメージ

ロングチューブシャント

ロングチューブシャント手術は他の緑内障手術では眼圧コントロールが難しい難治緑内障に対し行う手術です。眼内の水(房水)を眼外に排出するためのシリコンチューブを眼球の奥に埋め込みます。

当院では、チューブの先端を内視鏡を用いて硝子体腔内に挿入しており、一般に行われる隅角に挿入する方法より角膜にやさしい手術となっております。

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