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コンタクトレンズの生涯費用とレーシック

佐藤裕也眼科医院
理事長 佐藤 裕也

宮城県登米市中田町出身
1964年東北大学医学部卒業
1969年医学博士
1973年仙台赤十字病院眼科部長
1982年日本眼科学会認定眼科専門医
1982年佐藤裕也眼科医院開設
2005年医療法人 桑友会設立

所属学会

●日本眼科学会会員
●日本眼科手術学会会員
●日本眼内レンズ屈折手術学会会員
●日本網膜硝子体学会会員
(PDT認定医)
●米国眼科学会会員 など

 現在のコンタクトレンズの主流は異物感がなく、初心者でも使いやすいソフトコンタクトレンズです。最近では中学生になってから使い始める方が増えています。

 さて、一般的なソフトコンタクトレンズの平均価格帯はケア用品も含めると年間で約5万6000円。ハードコンタクトレンズで約3万円です。

 これをレーシックの手術費用と比較してみましょう。当院のレーシックは29万円。この金額はソフトコンタクトレンズなら約5年間、ハードコンタクトレンズなら約10年間装用した金額に相当します。

 しかし、両者の大きな差は「日常生活における利便性」です。コンタクトレンズの場合は、”朝つけて夜外す“という手間がかかりますし、横を見た時にレンズがずれてしまい見えないこともあります。もちろんそれはメガネでも同じ。フレームが視界を邪魔したり、レンズの周辺は歪んで見えにくかったりします。

 つまりレーシックは、5年で元がとれるというよりも、コンタクトレンズやメガネでは決して味わえない快適性が得られるといえるでしょう。

 レーシックで注意していただきたいのは、費用の安さや、手術件数の多さだけに目を奪われないこと。首都圏の一部の施設には術後のフォローをいわば”オプション“扱いにしているところもあり、手術後に合併症が起きて1週間に2回というペースで何度も東京に通い、その結果として平均的な費用の倍のお金がかかってしまったケースがあります。

 大切なのは、日本眼科学会眼科専門医であること、手術前に説明をしっかりとしてくれるか、機器・設備・手術室の管理を徹底しているか、精度の高い検査を行っているか、長期にわたった術後のフォローを行っているかなどを事前に調べること。また、学会や研究会での発表をしているかなど、大切な眼の手術ですから総合的な視点からの医院選びです。

 なお、レーシックについては、社会保険や国民健康保険の適用外になっていますが、手術特約付きの生命保険に加入しているなら手術代の一部が給付されることもあるので、事前に生命保険会社に確認されることをお薦めします。また、医療費控除の対象にもなっているようですから、所轄の税務署に確認してみるのもいいでしょう。

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