内視鏡硝子体手術 術者

加賀 達志

社会保険中京病院 眼科主任部長
加賀 達志

吉田 則彦

前社会保険中京病院 眼科医長
岐阜赤十字病院 眼科医長
吉田 則彦

佐藤 裕之

飯田市立病院 眼科 部長
日本眼科学会認定眼科専門医
中国非常勤医師免許
現佐藤裕也眼科医院 副院長
佐藤 裕之

当院の硝子体手術担当医

当院の硝子体手術は、JCHO中京病院を中心とする中京グループの硝子体チームが手術に当たっておりその実績は年間総数1359例と、国内でもトップクラスの手術件数を誇っております。もちろん、全員内視鏡を使いこなすことのできる医師です。
当院での平成27年の実績は、網膜剥離手術33例、網膜前膜手術67例、黄斑円孔手術15例、糖尿病増殖性硝子体網膜症手術8例、硝子体出血手術18例、硝子体混濁手術9例、その他41例と、軽症例から難症例まで幅広く手術を行っております。

当院の硝子体手術について

一般に網膜(眼球の壁の内貼りの部分、カメラではフイルムに相当する膜)の病気に対する手術を総称して「硝子体手術」といいます。近年、この手術に対する機器の進歩は目覚ましく、最近では眼底を広く観察しながら安全に手術を行える「広角眼底観察システム」や、傷を小さくすることで術後の社会復帰を早めるための「極小切開硝子体手術システム」といった手術機器が開発され、普及してきています。当院ではこれらのシステムをいち早く導入しているのはもちろんのこと、さらに「眼内内視鏡」を用いて手術をおこなっており、良好な手術成績を得ています。

内視鏡を使うと何がよいのか

手術をしていると「広角眼底観察システム」では見えにくい場所、死角になる場所、という部分があります。従来の手術ですとその部分を見えるようにするために、眼球を外から押して内側に大きくへこませる必要がありましたが、その結果、術中に痛みを感じてしまうこと、また、稀ですが重篤な合併症を引き起こしてしまうことが欠点として挙げられます。
内視鏡を使用することで、眼球をへこませることなく、安全に手術を行うことができます。
また、角膜(くろめ)が濁って「広角眼底観察システム」では網膜が見えにくく手術が難しい方でも、内視鏡を用いれば安全に手術を行うことが可能です。網膜剥離では網膜の下の水を除去して復位させることが必要ですが、内視鏡を用いれば網膜に余分な穴を開けることや網膜に毒性のある液体を利用して水を除去する必要がなくなるため、手術による障害を減らすことができます。その他、内視鏡でなければできないような特別な手術方法もあります。こういったことを積み重ねることで手術時間が短くなり、手術による障害を減らすことができるようになります。

内視鏡を使うことでいいことづくめのように思われますが、欠点としてはその技術の習得に時間がかかり、残念ながら、内視鏡を使いこなす眼科医が少ないことが挙げられます。

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