有水晶体眼内レンズ
有水晶体眼内レンズの特徴
エキシマレーザー手術は高度近視の矯正も可能ですが、術後の高次収差が増加するため、見え方の質に問題が生じることが判明しています。現在では、そのような方のために「有水晶体眼内レンズ」という矯正手段がおこなえます。有水晶体眼内レンズには、前房型(Artisan Lens)と後房型(ICL:Inplantable Collamer Lens)があります。
当院では、佐藤裕也理事長が手術ライセンスを持っています。このライセンスは、指導医により所定の講習会及び実技試験を合格した眼科専門医のみ与えられるもので、ライセンス取得者にのみメーカーから有水晶体眼内レンズが供給されるという制度です。公的な資格ではありません。
フェイキックIOLの対象となる方
- 高度近視〜超高度近視
- 高度乱視(±6Dまで)
- 角膜厚が薄い
フェイキックIOLの手術手技、メリットとリスク
フェイキックIOLのメリットは水晶体を取り出さず、水晶体の前面(後房型)、又は虹彩の前面(前房型)に眼内レンズを挿入しますので、ピント調節機能が温存されます。
当院ではICLの手術をおこなっております。
- 角膜の中心部に手を加えないために光学的な損失がない。
- 調節力(近くを見る力)が温存される。
- 手術が可逆的(元に戻すことができる)であり、
誤差や屈折変化が生じた場合でも交換が可能である。
但し、リスクは
- 手術に高度な技術と熟練を要する。(ライセンス制です。)
- 症例数が少ない
- 長期的なデータが無い
- 稀に白内障を引き起こすことがある。(アメリカでは2.7%)
ICLをご希望の皆様へ
当院の施行実績は18例35眼(06年12月末現在)です。全て−10D以上の超高度近視の方ですが、手術後の裸眼視力は皆さん1.0以上で、とても感動されています。フェイキックIOLは高度な技術・熟練を医師だけではなく、視能訓練士、看護師にも要求されます。ご希望の方は、十分な説明を受けて理解、納得してから手術を受けてください。
尚、有水晶体眼内レンズは現在、厚生労働省の認可はありません。









